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山野の鳥達

小瑠璃(コルリ)

スズメ目​ヒタキ科/ノゴマ属

大瑠璃との一番の違いは身体の下面が喉から尾裏迄略真っ白なのと、長く太く頑丈そうな脚である。

鳴き声や生態は同じ科の駒鳥に似ていて、​主に薄暗い笹薮等地上近くで採食する事が多いので見掛ける機会は少ない方であろう。

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美しい瑠璃色の背面で真っ白な腹部に、太く長い脚が特徴である。

更に言えば額部は一般的な凸型では無く、寧ろ凹型である。

かなり色々な和鳥を飼ったが小瑠璃と鷦鷯は飼わなかった。

​理由は鳥飼い仲間達が小瑠璃の事を、夏の暑さに弱くて直ぐ死ぬので「コロリ」と言っていたからである。

見掛ける​機会は少なく、朝早くに雄が樹上で囀る以外は大抵笹薮や地面近くであろう。

瑠璃色の美しい鳥ではあるが、薄暗い笹薮の中ではその美しさも良く判らない。

​しかし一度藪から出て来るとその美しさは際立って見える。

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同じヒタキ科とは雖も瑠璃鶲や小鮫鶲の様に真ん丸く可愛い目では無い。

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​餌場では似た様な習性の駒鳥に追い払われる事が多いが、それでも機敏な動きで強かに餌を確保している。

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切株の上等、少し高い処から地面に居る蜘蛛等の虫を獲る事が多い。

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​大きな目で獲物の動きを見逃すまいと確り見詰めている。

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獲物を​見付けた後の動きは実に慎重そうである。

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どの​野鳥もそうだが視力が悪いのは論外で、幾ら慎重に行動していても彼等には我々の行動は全てお見通しである。なので憖、中途半端に身体を低くして移動したりするより素知らぬ風で居る方が良かったりする。

良く言われるのに、前後の動きよりも左右の動きの方が警戒され易い・・・これは正にその通りである。

​それと私は目を合わさない様に気を付けている。

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​餌を見付けたら・・・

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​抜き足差し足で近付き・・・

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​最後は脱兎の如くに・・・

​倒木、朽木周りも彼等には良い餌場の様である。

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​こういう場所には色々な昆虫や蜘蛛、蚯蚓等が結構潜んでいる。

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​何処に居ても上空からの鷂等の襲撃に備えての警戒は怠らない。

​落ち葉の中も良い餌場で、鶫や白腹みたいに嘴や丈夫な脚で枯れ葉を掻き分けては餌を探している。

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​勿論、こういう時も上空への警戒を怠る事は無い。

​飼育した事が無かったとはいえ小瑠璃の舌が黒いのは知らなかった・・・

​雪加の雄の口中も黒いという事だが、さして興味が無いので観た事は無い。その内に一度確認してみよう。

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​撮影中は気付かなかった。

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​もう一度出掛けて、我が庭で撮る様に顔だけを大きく写せばもっとハッキリと判るのだが・・・

​しかし、あの大勢の人混みの中ではブラインドを建てる訳にも行かないし、ましてや 2m 以下に迄近付くのは無理と言うものだろうから諦めるしかあるまい。

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舌は肉色のが​圧倒的に多いかと思うが、他にはどんな色のが多いのだろうか?

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​老骨に鞭打って笠取林道迄出掛けたが、今回一枚しか撮れなかったピンボケとブレブレの囀りと、黒い舌をもう一度確り撮りたいものである。

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