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​庭に来る珍しく無い野鳥達

白腹(シロハラ)

スズメ目/ヒタキ科ツグミ属

冬になると市街地の公園や人家の庭でも極普通に見られる鶫位の大きさの、目立た無い鳥なので注目される事も無く影の薄い存在である。

今季居着いた白腹の雌はとても馴れ馴れしくて、何処かで飼われていたのかと思わせる位である。白腹なんて飼う人が居るのかと思われるかも知れないが、何あろう私自身60数年前に飼っていた事がある。声が良い訳でも無いし、見掛けや仕草が可愛い訳でも無いし何で飼ったのか思い出せないが、兎に角一度飼った事がある。他の鳴鳥(鶯、目白、山雀、大瑠璃等)に比べて図体が大きく、籠の中ではかなり鈍重に感じて良い印象は持っていない。

数年前に居着いた個体はかなり近くで写させて呉れた。しかし、その後に居着いたのは結構神経質で近付け無かったが、今期のは久し振りに近付けるので顔を写す事にした。

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馴れ馴れしくて平気で直ぐ近く迄寄って来るのは良いのだが、瑠璃鶲を見付けると尉鶲の様に追い払う困り者でもある。

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良く見掛けるのは落ち葉を掻き分けて、その下に潜む餌を食べている光景だ。

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庭に居る間は殆ど翔ぶ事無くピョンピョンと跳び歩いている。で、立ち止まっては又ピョンピョンと跳び歩いて行く。

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時々空を見上げているのは、上から襲って来る鷂や大鷹を警戒しているのだろうか?

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未だ写してはいないが水浴びは好きで、日に何度もしているのを見掛ける。これは水浴びが終わって身体を乾かせて、そろそろ翔び立つ寸前である。

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意識して狙った訳では無いが、連写中にこんなのが撮れていた。目の下に付いたダニでも落とそうとしていたのだろうか?

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写真の個体は全て同一であるが、角度に因って結構違って見えるものである。それでも白腹はそんなには大きく変らないが瑠璃鶲はかなり変わって見えて驚く位である。

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兎に角良く瑠璃鶲を追い払うから、瑠璃鶲を写している時に近くに来たら棒を振って、来るなと合図をするのだが全く気にする様子は無く近付いて来る。結局は棒を身体に触れさせて押し退ける事になるのだが、野生の鳥がこんなにも馴れると言うか図々しく近寄って来るなんて想像すらし無かった。

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​掌に何か餌になる物を載せて遣れば多分直ぐにでも食べに来るものと思われるが、それはしない。

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今季は瑠璃鶲が思いの外早く還ったので、もう追い払う事も無くなり好き放題にさせている。

​やがて、そう遠くない先に彼女もウスリー方面へ還って行くであろうから、せいぜい我が庭で栄養を付けて元気で翔び立って呉れたらそれで良い。そして又来季に元気な姿を見せて呉れたなら言う事は無い。

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​瞳の中に何時もブラインドが映っているのは他の鳥達を驚かせない為で、この個体を写すのにブラインド要らない。

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大きく写して観察すると嘴の周りは結構汚れているが、目の周りの羽毛は美しく整列している。

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目の前に大きな撮影機材が在っても素知らぬ顔して餌探ししている。余程警戒されていないのか、それとも鈍感なのか、​或いは餌探しが重要で他の事になど構ってられないのか?

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爪楊枝咥えた木枯し紋次郎みたいだな・・・若い世代には何の事か判らない話だ!

食後に爪楊枝を遣っている様にも見えるが・・・考え過ぎか?

名前は白腹だが、実際のところそんなに腹が白い訳では無い。と言うより腹の白い個体の方が少ない様な気がするが?

全体に冴えない色で、目立つ鳥では無いが結構身近に居るので目にする機会は多い筈である。

体長は殆ど鶫と同じ位で、鵯よりは稍短いが太さは稍太めである。

寒くなると山地、市街地の公園等身近な処へ遣って来て落ち葉を引っ掻き回しては、その下に潜む蚯蚓や昆虫類から木ノ実迄色々な物を食べる。

我が庭では食べ物、それも特にジュースを巡って鵯や目白と諍いを起こしている。

何方が強いのか気になるので観ているが、互角かな?

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この個体の腹も白く無い。

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