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野鳥撮影機材

​RRS 三脚雲台

連休前の笠取林道撮影行に持って行く三脚で迷った。

昨年の下見時には滑ってバランスを失い、不覚にも撮影機材を背負った侭転倒した。

顔に泥は付着したが、幸い機材は無事で何よりではあったが足腰の衰えを再認識させられた。

ネガティヴに考えるより、足腰の衰えを自覚する良い機会だったとポジティブに受け取っている。

それは兎も角、そういう事態をも想定するなら万が一壊れても被害の少ない安価な中華製を持って行くのも一つの手ではあるが、そんな貧乏臭い事はしたく無い。

態々高価なRRS製を購入した意味が無いし、使って壊れたのならある意味道具としては本望だろう。

で、三脚はRRS製のTVC33MK2とTFC24MK2の2本を持って行く事にした。

雲台はLibec H25とLeofoto BV-5にした。ジンバル雲台も持って行きたかったが山道を嵩張る物持って歩くのは体力的に厳しいので諦めた。

TFC24MK2とLeofoto BV-5の間には新しく購入したiFootage QL-1というレベラーを挟む事にした。

初日は天気が良いのは判っていたが​体力を考慮して、TFC24MK2にSony α1+200〜600mmの組み合わせで撮影した。

普段から庭で試してあるので違和感も無く極く普通に気持ち良く撮影出来た。

それに駒鳥も小瑠璃も鶯みたいに常に動きっ放しという事は無く​適度にポーズを決めて呉れるので割と楽に写せたのは有り難かった。

​ならば良い写真が撮れたのかと言えば、それは又別の話である😅💦

地元の毎日通っていそうな人の話だと4月22日の土曜日から出だしたという事であり、当日(4月24日)は正にX デーとも言える位良く出て呉れたと思われる。

昼位迄撮影し、真夜中に走って来た疲れもあるので昼食後近くの有名な日帰りの『ほったらかし温泉♨️』で疲れを癒す事にした。

小汚いのは想像通りであったが眺めは正面に富士山、眼下に甲府の街並みと仲々のものである。

​とは言え又来たいかと問われれば「次は無い。」と答えるだろう。

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翌日も午前中は​天気が良さそうなので重いのを我慢して三脚と雲台をTVC33MK2+Libec H25にしてみた。

その日は顔を少しでも大きく撮ろうとカメラはOlympus OM-1+150〜400mmにした。

前日と同じく7時に撮影現場に着くと案の定すでに20人位先客が居た。

それでも良い場所を確保出来て気持ち良く撮り始めたが画像を拡大してみると結構ブレて、しかもボケているではないか。

このブレやボケ具合は尋常では無いので思い切って駐車場迄カメラを取替えに戻った。

往復30分強だが途中何度も休み休みしながらで、私には限界だったと思われる。

カメラをSony α1+600mm+1,4倍テレコンに替えて気持ち良く撮れ出したのは言う迄も無く、三脚も雲台も頗る快調だったが Olympusは一体どうしたというのだろう?

この日駒鳥は枝止まりで良く囀るので、多くの人達は鳥を追い掛けて手持ちで写していた。

その替わりに小瑠璃が何度も何度も出て呉れて、合間には小雀や黒鵐も撮れた。

​これだけ撮れれば何も言う事は無く、頑張って遠出した甲斐があったと言うものだ。

TFC24MK2とLeofoto BV-5の組み合わせは兎に角軽く、楽だった。

一方TVC33MK2+Libec H25の組み合わせは合計約4,5kgと結構な重さだが、この快適な動きと安心感は今更他の物には替えられないだろう。

​色々な意味で有意義な撮影行であったし、帰路には本栖湖で見事な「逆さ富士」を写す事も出来た。

​しかし何よりなのは何事も無く、楽しく過ごして無事我が家に帰れた事であろう😊

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駒鳥が​枝止まりで鳴き出したので、その間隙を縫ってコルリが何度も現れたのは嬉しかった。

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​小瑠璃にも囀って欲しかったりとか欲を言えばキリが無いが、これだけ出て呉れば何も言う事は無い。

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笠取林道では久し振りにエイザンスミレを見られた。

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妻が無類の晴れ女で旅行で降られた記憶は殆ど無く、台風の予報で諦めていたのにピーカンというのもあったなあー。

今回も25、26日は雨の予報だったので覚悟はして早く出て、24日に確り撮る積もりだったのが25日も撮影日和で沢山撮れた。

なので26日は西湖から芦川方面へのドライヴを楽しんだ。

​この調子だと来年も是非行かなきゃ・・・

何本もの三脚を処分して、やっと一桁に減ったかと並べてみたら丁度十本あった。

書斎に戻ると本棚にLeicaのミニ三脚TOOUGがあったので結局十一本という事になる。

しかし押し入れの隅の方に未だ何本かある様な気もするが???

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一番古いのは向かって右端の黒い三段三脚で、確か1962年に購入したSlik New Masterだ。

丁度60年前の事で、当時高校生の私には結構な贅沢品であった。

途中、雲台が盗まれて Velbon の物に交換して使っていたが、使い心地の悪い雲台だ。

三脚自体は性格もあって丁寧に使用しているが、全くメンテナンスする事も無く60年も使えているとはSlikも良い仕事をしていたものだと敬服する次第である。

センターポールに砂噛みさせてしまって溝にその痕跡があるが、今でも偶には使用している。

 

今、Gitzoは一脚を含めて3本しか手許には無いが、一番沢山使用したのは間違い無くGitzoだし信頼度合いも一番だ。但し、雲台はどうも頂けないなあー。

当時の三脚や雲台と今時の物では雲泥の差があるが、他の機材と較べるとその差は案外少ないのかも知れない。

それにしても減らないものだなと嘆息するばかりであるが、更に又先日手放したGitzo GT3533LS の替わりになる軽くて使い易いのを物色している有様で、染み込んだ悪癖というものは仲々治らないものだ。

で、結局購入したのは RRS TVC-33MK2 であり、購入前に比較したのは ProMediaGear TR344と、ありきたりではあるが Gitzo GT4533LS、同じRRSのTVC-34LMK2であるがRRS製品もProMediaGear製品も見る機会すら無かった。

何れも良く似ているし、良く出来ているしで何れにしても大きな間違いは無さそうだが Gitzo は優等生で少し飽きたのと、ハーフボールアダプターが浅くてハーフボールとの接触面積が狭いのが気に喰わ無い。

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このケバケバしいカーボン模様には慣れるしか無い。

TA-3-LC-HK のハンドルの下のフックにはリュックサック等を吊り下げられて便利だが、根元のゴムが空回りするのが気になる。

幸いハーフボールとハーフボール・アダプターやステンレス製スパイク石突 TA-3-FRC 等、持っている物が有効に使える利点もある。

相性が良くないだとか、好きで無いとか言っておきながら敢えてRRS製品を購入したのは世間の噂を検証したい気持ちも少しはあった。

他にもRRS 製品では、ヴィデオ雲台 FH-350 やジンバル雲台 FG-02 も欲しいが果たして手に入れる機会が訪れるのやら?

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TA-3-LC-HK の、この大きく確りしたレバーは安心感がある。

水準器はとても見易い。中央に合わせるのは仲々厄介であるが精度の良さの表れだろう。

で、肝腎の使い心地と性能と言うか、確りさ加減は如何に?

何と言っても軽いのは有難いし、捻れや撓みに関してはGitzoの方が幾分上かとは思うが厳密なテストでもしない限り明白な差等判る筈は無い。

三脚としては少しでも重い方が良いのは自明の理ではあっても、持ち運ばなければ役に立たないとなるとそうも言ってはいられない。

撓みや捻れに強ければ対処の仕様もあるので、体力的に劣る私は飽くまで軽さが優先だ。

そういう意味ではRRS TFC-33MK2(紛らわしいがTFCである)ならトッププレートが固定式なので撓みや捻れに強いのは明白であるし、ハーフボールの替わりにレベリングベースを使う手も考えられたが、レベリングベースよりはハーフボールの方が絶対に水平出しはし易いので此方にした。

撮影現場での数秒は時に決定的な差になる事を体験しているので、これは結構重要な事である。

 

ハーフボールのノブの根元のゴムが空回りするのは困りものだが、動きもスムーズで何も言う事は無い。

何か問題があるとしても、それはこれから実際に持ち出してからしか判らないだろうから今、此処では何も書けない。

RRS PG-01は軽さと見掛けは大いに気に入っているのだが、弄れば弄る程頼りなく感じられるのでTESTを兼ねて他の雲台と撮り較べてみた。

撮影条件

場所は庭の土の上なので、草や小石や苔等があり全く同一条件と言う訳には行かない。

具体的にはバードカーヴィングを被写体にして

撮影機材:Olympus OM-1+300mm/4 静音連写 C-AF 被写体距離:8m

絞りは開放にして、シャッター速度は1/60~1/250(明る過ぎて1/30は試せ無かった)

◎雲台は

RRS PG-01

Jobu Design Jr3DX      

Leofoto BV-10                

Leofoto BV-15

Kirk Kingcobra(これのみINNOREL RT90Cに載せた)

◎三脚は

Leofoto LS-324C    

Leofoto LVM-323C

 

◎手持ちは

老人の細い腕                   

三脚代わりに老人のヨボヨボの二脚

 

手持ち以外は手振れ補正はONとOFFの両方で撮影した。

手振れ補正OFFの時はリモコンを使用。

1シーンに付き凡そ10枚~20枚撮影。

で、その結果であるが・・・ピクセル等倍にして僅かに差が感じられるかなと言う程度であり、殆どが誤差の範囲内で明白にどれが良かったとか悪かったと判別するには無理があった。

1シーン辺り10枚〜20枚の内にはブレブレのもあれば、確り合焦しているのもあるが概ね程々には合焦しており、ブレ具合も許容範囲内ではあった。

只、何時もなら大抵1枚目が確り合焦している事が圧倒的に多いけれど、今回のはそうでは無かったが、強めの風の影響だったのかも知れ無い。

それにしても Kirk Kingcobro を直径40mmもの太いカーボン製三脚に載せたのと、手持ちのとに見る可き差が無かったのには驚いた。

これでは何の為に雲台や三脚をあーでも無い、こーでも無いと悩みながら選択して来たのかと笑えて来る程であったが、これは紛れも無い事実である。

真夏の酷暑の下でこれ以上のTESTは無理なので、秋になればもう一度1/30〜1/250でTESTしてみる事にしようと思う。

結果だけみれば余りにも呆気無いが、これはこれで私には大いに参考になった。

と同時に成る可く機材を減らそうと入れ替えを考えている今、今回の結果は入れ替える予定の機材の選定に大きく影響した。

折角初めてのRRS製品なのでこの際三脚もと思い、Ascend-14L-BHは諦めてTFC-24MK2を購入してみた。

色々弄ってみた結果、手持ちのLeofoto LS324Cと何程も変わらないなと思えた。

RRSの三脚が矢鱈格好良いの何のとほざく連中が結構居るが、個人的にはカーボンの柄が少しテカテカして目立つのが下品で、好みには合わないけれど使用感が良ければ些細な事なので気にする程の事では無い。

それより寧ろ石突きが脚の太さと不釣り合いに大きい事の方が気になるが、これとて撮影には殆ど何の影響も無さそうなので我慢するか。

それとこの三脚は元々ハーフボールを使う事は想定されていなかったのかどうかは知らないが、少なくともハーフボールアダプターもハーフボールも無さそうだ。

なのでLeofoto LS324Cと同じくLeofotoのLB-60Nというレベリングベースを使用してPG-01を載せてみた。

同じメーカーなのでLeofoto LS324Cに載せるより見掛けのバランスは圧倒的に良い。

 

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しかし三脚も雲台も当たり前だが観て愉しむ物では無いので、使ってみてどうなのかを確かめなければ判断の仕様が無いが、それには秋迄待つしか無さそうだ。

 

 

Leofoto LS324Cと較べると数cm低くて、160g程重いのでその分少しは頑丈かなと思ったが、寧ろ撓みや捻りにはLeofoto LS324Cの方が強そうに思えた。

​とは言えキチンとしたテストで無く、飽く迄少し弄っただけの感想ではあるが!

小さくなった新しいOlympus OM-1を軸に、成る可く軽くて持ち歩き易い組合せをと思って RRS  PG-01を入手した。

これを同じRRSのAscend-14L-BHに載せれば相当楽に持ち歩けるのではと想像して楽しんでいたが、現実にはAscend-14L-BHなんて何時入手出来るのか全く不明である。

それにPG-01だって今はAscend用ベースのが売り出されているしで、何だか出鼻を砕かれた様でガッカリだ。

ならば仕方無いので手持ちの軽い小型三脚を利用するしか無い。

となればLeofotoのLS-324CかLVM-323Cの出番だ。

アルカスイス互換クイックリリース・クランプ付きのハーフボール・アダプターを使いたいけれど、折角の軽さを犠牲にするのも憚れるしで、ここは軽さ優先で行く事に決めた。

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で、早速Olympus OM-1+300mm/4を載せてみた。

なんと、先日はJobu Design Jr3DXがピッタリだと思ったが、この組み合わせはそれ以上にピッタリではないか。

それに、この雲台にOlympus OM-1+150〜400mmはどう見ても厳しそうである。

これはもう迷う余地すら無くOlympus OM-1+300mm/4専用である。

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しかし、だからと言って幾らRRSの製品が優れているとか確りしているとか言っても所詮このサイズ、機材の重みでチルト軸が少し垂れ下がって軽くは作動し無い。とは言え困る程でも無いのでそんなものだと思って使うしか無いだろう。

今のところパンは軽快に作動しているし、この軽さに免じて許すしか無いだろう。

世間の評価を過信する気は全く無く、当たり前だが自分で弄ってみて初めて評価出来るのだが、そうは言っても此れ一点でRRSの事が解った様な事を言う積りは全く無い。

他にも色々欲しい物はあれど、今は観る事すら叶わ無い状況である。

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流石に材質も仕上げも素晴らしく、基本的な動きは滑らかである。

​勿論、ヴァーチカルアームはスライドするので機材の中心と三脚の中心を合わせるのは容易い。

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​俯角、仰角共必要にして十二分である。

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観て、少し弄った位で何程の事が解るとも思え無いが、それでも仕上げの美しさを見れば大凡の想像は付くものである。

勿論、本当に役に立つかどうかは実際に撮影に供してみないと何とも言えない。

しかし、この美しい仕上げ具合と佇まいを見ているとLeitz の卓上三脚に載せて机上の飾りにしても良いかなとすら思えて来た。

 

果たしてその時何を付けるかとなると、はたと困る。何しろLeicaは 全て手放したし​ので・・・そうだ、正にピッタリのがあった Ducati Sogno これに尽きる。

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​上手い具合に太螺子だし、丁度良さそうである。

​ん、ところでDucati SognoをどうやってPG-01に取り付けるのか・・・L型のカメラマウントが合う訳も無いし・・・これは厳しそうだ。

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見掛けのバランスは頗る良いがこの大きさと言うか、小ささでフルサイズ 換算600mmであるのだから三脚や

雲台を侮る訳には行か無い。

果たしてこの可愛くも優雅なジンバル雲台がどんな仕事をして呉れるのか、今から楽しみである。

Zuiko 150〜400mmを入手してからというもの、300mm/4の出番はウンと減ったが手持ち優先の持ち歩きなら断然有利だし、常に車に積んで置くというのもありだろう。

そうなるとOM-1のボデイがもう一台欲しくなる・・・ん、RRSの Ascend-14L-BHを買わ無いのならOM-1をもう一台買う手もあるか?

 

想像を膨らませながら迷うのは結構楽しいし、その過程で色々な事が判って参考にもなるしそれこそが趣味の醍醐味とでも言うのだろうか。

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