BIRD-CAFE
野鳥天国
野鳥撮影機材
Olympus OM-1


三脚:Leofoto LVM-323C(1,870g)
雲台:SWFOTO DT-03(360g)
この組合わせだとフルサイズの600/4を持ち出す事を思えばかなり身軽に超望遠撮影が可能になり、体力的に劣る女性や老人には正に福音と言う可きだろう。
只、かなりの仰角には弱いと言うか使い難いとは思う。


三脚:Leofoto LVM-323C(1,870g)
雲台:Wimberley SK-100(546g)
BASE:Leofoto LH-40 (540G)
山野に出向く折には多分この組合せが多くなる様な気がする。
しかし、万が一2倍のテレコンを使う際には少し心許ない気もするが・・・?
発売前から評判の高かった新機種で、勿論早くから予約を入れておいたので発売当日に受け取れた。
兎に角前のフラッグシップ機みたいにデカく無いのが有り難かった。あれ程デカいとマイクロフォーサーズの特長と言うか、有り難味を削いでしまっていて折角小振りなレンズ群の良さを生かし切れていなかったと思うのは私だけでは無いだろう。
当然かなり色々な部分が進化しているのであろうが、野鳥撮影にしか使わない私には殆どがどうでも良くて連写速度と合焦速度が上がった事位に有難さを覚えるだけである。
機種が替わる度に設定方法やその設定画面も変えて来るのは有難迷惑であるが、メーカーとしては少しでも良かれと思って遣っているのであろうからユーザーとしては慣れるしか無い。
勿論、今回も変えて来たが「進化」とポジティブに受け止める事にした。
「鳥認識AF」もE-M1Xより当然進化して鳥の瞳を追随して呉れるのだとか?
勿論其処を一番期待してはいたのだが、結論としては私が一番写したい状況では殆ど何の役にも立たないのはSonyのと同じであった。
詰り、円形や楕円形の物を鳥の目と判断して其処に合焦させるだけであり、其れが本当に鳥の瞳かどうか迄は判断出来ないらしい。画面内にそういう物が在った時には其方へ合焦させる事が何度もあった。
それに撮影距離が近くなると合焦位置が目頭なのか、或いは瞳なのか目尻なのかも大事になってくるが、想像通り少しでも近くに合焦させる仕様の様である。
これを確り認識しておかないと目尻に合焦されて、削除するしか無いのが大量発生する事になる。
ま、一般的な撮影距離でならこういう心配をする必要は無いで有ろうが、近付くとこうなるという事は覚えておいても良いのでは無かろうか。
理由を詳しく書くと長くなるので止めるが、私は近接撮影では「C-AF」に設定し、「C-AF+TR」にはしていない。
「鳥認識AF」が更に進化して「目頭」「目尻」迄をも識別して呉れる様には・・・ならないだろうな?

被写体がセンサーと平行なら何等問題無く「鳥認識AF」に任せられる。
しかし・・・


平行で無い場合は成る可く近くに合焦させるので作例の様に目尻にピントが合う事になってしまう。
そういう時は「鳥認識AF」を解除して、ターゲットを任意の位置へ移動して合焦させるより仕方無い。


この二枚は「鳥認識AF」任せなら何も目尻に合焦させられるところであるが、ターゲットを移動して瞳〜目頭に合焦させてある。
結局のところ新機構と言うか目玉の「鳥認識AF」は私には有難味は無かったが、それでもこの軽さはとても有難く迷う事無くE-M1XもE-M1/3も直ぐに手放した。