BIRD-CAFE
野鳥天国
野鳥撮影機材
Libec H25
重くて設定の面倒なSachtler FSB8を手放して、パン、チルト共に今一息の軽さは欲しかったが、設定不要なのと半分の軽さに惹かれてINNOREL H90を愛用していた。
普通の野鳥撮影に於いては何の痛痒を感じる事も無く頗る快適に使用していた。
しかし私が一番撮りたい鳥の貌を大きくという事になると必ずしも向いてはいなかった。
並行して使用していた幾つかのサイドマウントジンバル雲台の様にパン、チルトの動きに全く重さを感じさせないヴィデオ雲台が欲しくなった。
何故ヴィデオ雲台かと言うと、カメラやレンズを持ってパンやチルトするのでは無くパン棒を操って微妙な位置にカメラを移動させたいのである。
その目的の為にFotopro E6Hというパン棒の付いたジンバル雲台を購入したが、これはとんでも無い代物だった。
他にも Gitzo のジンバル雲台にはパン棒が付いているが壊れ易いらしく、しかも修理代が馬鹿馬鹿しい額だと聴いている。
で新しい候補は2022年4月に発売されたばかりの LIibec H25である。Sachtler FSB8より更に重いのが気になって購入を躊躇っていたが、庭での使用に限定すれば幾ら重くても我慢出来るからと購入に踏み切った。
Netのレビューで見る程デザインも仕上げも良いとは思えないし、水準器は位置が悪くて見辛い。
そもそも、何であの場所にしたのか理解出来ない。
他にもカウンターバランスの調整ツマミが結構重く、形状も改良の余地有りと見たが客観的には特に取り立てて言う程の事でもあるまい。
それと本機はヴィデオ用機器なのでクイックリリースクランプはマンフロットタイプである。
アルカスイス互換タイプに交換したかったが、クランプ下部が水平では無いので諦めざるを得なかった。


パン棒の下の水準器はかなり見難い。
上の白いのがカウンターバランスの調整ツマミ。
下の数値がカウンターバランスの調整値。
私はパンもチルトもドラッグフリーで使用する事が圧倒的に多く、調整するのはカウンターバランスのみである。
そのカウンターバランスの調整ツマミが結構重く、しかも機材の重さ次第ではかなり回す事になるので煩わしいが、ツマミの形状を少し改良すればかなり楽になりそうではある。

比較的軽めの機材を載せる時はHejnar PHOTOのM577-550というマンフロットタイプからアルカスイス互換タイプへの変換アダプターを使用している。

但しSONY 600mm/4は重いのと、重心が上がるのでこのアダプターは使えない。
仕方が無いので三脚座の下に専用プレートを挟んでいる。


手持ちのカメラとレンズは全ての組み合わせが使用可能範囲内に有るが、SONY 600mm/4の場合は重さが上限に近く、カウンターバランスの調整ツマミは殆ど目一杯回さなければならず面倒ではある が、それを除けば動きは実に滑らかで心地良く今迄使ったヴィデオ雲台の内では群を抜いて使い易い。
ブランドネームに惹かれて買う人はいざ知らず、良い写真の為なら迷う事無く本機にすべきだろうと思うが、そもそもそういう人達はそのブランド品を待って、見せびらかす事で満足が得られるのだろうから使い勝手は二の次だろう。


SONY 600mm/4だとカウンターバランスの数値は 90〜100 に近く、テレコンを装着すると略目一杯となり流石に其処迄ノブを回すのはかなり面倒ではある。
今迄嫌っていたRRS三脚のカーボンの模様も慣れたのか、最近は気にならなくなった。
どんな商品にも其々長所短所がある。
何かを我慢してでも長所を採るのか、或いは短所に我慢出来ず諦めるのかとなるが今回は少しの短所を我慢して、長所のみを享受する事にしたが、それにしても重いなあー!