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庭に来る珍しく無い野鳥達
​    瑠璃鶲4

睡蓮鉢に浮かべた隠れ蓑の葉に興味を示すので椅子を用意してジックリ観察する事にした。

​何が興味を惹くのかは判ら無いけれど兎に角興味津々の様だ。

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私の存在等意に介する事無く隠れ蓑の葉を眺めているので、その葉を手で持ってみる事にした。

​流石に逃げるだろうと思ったが・・・

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私の手とは20cmと離れていないのに逃げる事も無く・・・

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因みに、この様子は左手に持ったリモコンでシャッターを切った。

​この角度で翔ぶ様は狙っても仲々上手く写せ無いが、皮肉な事にリモコンでシャッターを切った時には偶々とは言え上手く写せた。

この時、フト或る事を思い付いた・・・隠れ蓑の葉に乗ってサーフィンしている様に見え無いかなと。

​物は試しと早速遣ってみる事にした。普段はグズなのにこういう時は腰も軽く直ぐに実行だ。

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まるで此方の意向を察知したかの様に隠れ蓑の葉に乗ろうとするではないか。

​こういうのを以心伝心と言うのかも。

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何だかグジュグジュ言いながら乗り出した。

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軽い瑠璃鶲が乗っただけでも葉は沈みそうになるので裏表を替えたり、向きを替えたりしても一向に逃げる様子は無く彼も愉しんでいる様に思えた。

一層の事彼が乗っても沈ま無いサーフボードを蒲鉾板ででも作ろうかと思った。

否、待てよ・・・どうせなら本格的なのをと思いはしたが、そんな物は何処を探しても売っては無いだろうからと・・・失礼を顧みず知り合いの大佛師に作って欲しいと依頼したら二つ返事で直ぐに作って呉れた。

で、丁寧にニスを三度塗って瑠璃鶲用のサーフボードが完成した。

​ニスの匂いは結構強から嫌がって乗ら無いかもと言う懸念はあっさり吹っ飛び、睡蓮鉢に浮かべたら待っていたかの様に翔んで来て飛び乗った。

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この日は凍結していてサーフィンと言うより単に板に乗っただけで終わったので、本格的なサーフィンは後日に持ち越しだ。

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それにしても、結構様になっていると思うのは欲目だろうか?

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何かグジュグジュ言いながら脚で漕ぎ出す様な素振りをし出した。

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試し乗りにして大成功だろう、結氷していない日に又試してみなきゃ!

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