庭鳥の肖像
花鶏の肖像

一般的には花鶏と表記されるが、獦子鳥とも書く。
それはどうでも良いが花を食する事があるから「花鶏」とされたと書いてあったが、他にもそんな鳥は幾らでもいるだろうに。
数万羽の群れで行動する様子から「集鳥(あつとり)」が転じたと言われるとも書いてあったが、そんなのだって幾らもいる。
誰が名付けたのか知らないが、もう少し関連性と統一性のある名前にしなきゃと思わずにはいられない。
ネーミングには他にもこの様なこじ付けでしかない説明が矢鱈多くて、読んでいたら腹が立ってくる。
それは兎も角花鶏は年に依って飛来数に大幅な差があり、殆ど見掛けない年もある。
我が庭に限っても何十羽と来る年もあれば、数羽しか来ない年もある。
但し、日本へは沢山渡って来ていても我が庭に沢山来るかと言えば、それは又別問題である。



平地の都市公園や民家の庭でも普通に見られる冬鳥だが、2,000m 位の高地にも居たりとかなり広い範囲に渡って見掛けるのはそれだけ沢山来ているって事だろうか。








我が庭では水場に居る事が圧倒的に多く、それ以外では雀の餌等を横盗りしたりしているが、偶に草を食べているのを見掛ける。
春には虫を食べているのを見た事もあるが、基本的には植物の種子を食べている。
山雀はじめ植物の種子を食べる鳥は良く水を飲む様で、花鶏も例外ではなく良く水を飲むが意外に水浴びは少ない様だ。


三葉躑躅が咲く頃になると雄の頭部が黒くなり、そろそろ還る頃だ。

雌は夏も冬も羽色の変化は少ないらしいが、何しろ夏羽は見た事が無いので何とも言えない。

最初の雌と同じ個体。



花鶏の正面顔は少し間が抜けた感じはするが、仲々可愛い。



他の鳥に比べてダニの付着率が高い様に感じるが、飽く迄我が庭での観察の範囲での事なので深い根拠は無い。
それにしても、あの小さいダニがここ迄大きくなる程に血を吸うとは!
これ位大きくなると、そろそろ落ちるだろう。
自分からダニを落とす術はなさそうだから、成り行き任せしか仕方ないのだろう。
他の個体が食べて遣ればと思うが、そういう事は無いのだろうな。

この雄も目頭にダニが付着している。
観察と言う程ではないが、見ているとどうも雄より雌にダニが多く付着している様に思うが、それは単に雌の方が個体数が多いので目にする機会が多いからだろうか?
そんな事を記録しながら観察する気は更々無いが、若ければしたかな?

庭に花が咲き出すと雄が雌を追いかけたり、叫んだりと急に元気付く様に感じられる。
その頃から雄は頭部が黒くなり出す。



個体差はあるが、還る間際には顔面も頭頂部も真っ黒くなっている。
今期は少数が4月13日迄居たが、さて来季はどれ位来るのだろうか?