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​山野の鳥達

​茅潜(カヤクグリ)

スズメ​目/イワヒバリ科

声が良い訳でも、姿が美しい訳でも無いので和鳥飼いの私は興味を持つ事は無かった。

そもそも日本固有種である事すら知らなかった。

雀より少し小振りで、更に地味な色合いであり雌雄同色である。

稍高い山に住み、冬季は低い山や沢にも降りて来る。

当時(鳥捕りをしていた中3~高校生)は京都北部の山で見掛けても、多分一瞥もしなかっただろう。それ位鳥飼いには縁の無い野鳥である。

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野鳥撮影を始めてからは余り種類に拘らずに撮影しているので、出れば写す。

とは言え好きな鳥もあれば、興味の無い鳥もいるし、更に言えば嫌いな鳥もいる。なので、態々嫌いな鳥を写しに行く事は無いが、それでも出ればシャッターを押す事はある。

 

茅潜は我が家から直ぐの六甲山にも結構居る様なので、先日カメラを持って下見に行ってみた。

ヒリリとか、チリリと聴こえるか細い声と共に直ぐに道路脇に現れて、何か啄んでいる。

草木の種子かと思ったがそうでは無くて、白腹みたいに落ち葉を引っ繰り返しては下に潜んでいる昆虫を食べている様に見えたし、確かに昆虫を食べている場面も見た。

撮影した写真を観ると何やら草木の種子にも見えるが・・・

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​何方も明らかに草木の種子である。

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​只、この真剣な目付きで狙っているのは明らかに活き物と思えるが・・・

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撮影していると結構近く迄寄って来るが、かと言って山雀みたいに人懐こい訳でも無さそうだし、間違っても肩や頭に止まる事は無いだろう。

​単に警戒心が乏しいだけの様である。

ヒタキ科の鳥の様に円く大きな目では無く、濃い赤褐色の虹彩で少し吊り上がっているので稍キツく感じる。

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​向こうから近寄って来るのでレンズの最短撮影距離以内でさえ無ければ結構大きく写せるので好都合である。

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先日撮影中に少しずつ距離を詰めて行き、1m以内に近寄った時フリーズしたかの様に固まって動かなくなった。

試しに更に近寄ってみたが完全に固まってしまった様だった。只、運悪く雑木の枝や草が入り組んでいて全く写真にならない場所なので案外隠れた積りだったのかもとは思うが、果たしてどうなのだろうか?

雪の日に出掛けてみたが、殆ど雪の上には出て来ない。考えてみれば雪の上には餌は無いのだから当たり前だろう。

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​気長に待って雪の上での姿を一枚写した。

どの野鳥もそうだが、餌を探しながらも常に上空を注視しているのは鷂等の天敵を気にしての事であろう。

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そういう時、身体を屈めるのは少しでも目立無くする為なのだろうか?

兎に角殆どの野鳥は安心して採餌に集中する事は無さそうである。

​それと較べれば我が家に来る野鳥、特に山雀なんぞは安心し切って餌を食べる事にのみ集中している様に見えるけれど、良く観察していると警戒心を解いてはいないのが見て取れる。

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