BIRD-CAFE
野鳥天国
野鳥撮影機材
Leofoto 三脚雲台
このところ撮影機材の入れ替えを進めている。
具体的に明白な理由がある訳では無く、単なる気紛れなので目新しく感じる物が欲しいだけであるのかも知れないが?
強いて言えば成る可く軽くしたい気持ちはあるが、それとて飽く迄良い写真が撮れると言う大前提あっての事なので矢張り気紛れが一番の理由と言えるかな?
手放した物は雲台ではSachtler FSB8(改造)、Kirk G1、Leofoto PG-1、INNOREL F60、INNOREL CH6、Wimberley SK-100、Leofoto BV-10、MARKINS BV-24セット他色々。
三脚はQuick-Set Husky、Gitzo GT5533LS、Gitzo GT3533LS、Manfrotto 536、Leofoto LS324C他色々。
手放せば大抵は何か似た様な物を購入しているから一向に減りはしない。
で、今頃Gitzo GT4533LSを欲しがっている始末である。
最初はGT4533LSを買う積りだったけれど、4型を買ってもどうせ5型が欲しくなるだろうし、5型を買えば少し軽い3型も欲しくなるに決まっているだろうからと両方同時に買ったのに、今頃になって両方手放して迄4型を買おうとしているなんてと自分でも可笑しく感じてはいる。
ところでLeofoto BV-5だが届いたばかりで試写はしていないので詳しい事は言え無いが、少しでも軽くと言う軽量化路線には当て嵌まる一品ではある。

BV-10より少し小型化しているのはベース部分が小さくなっているので直ぐ判る。
BV-10はパンが固い個体が多く私のもそれがネックではあったが、BV-5はパンが滑らかで第一印象がとても良かった。となると問題はチルトの相性である。
手始めにOlympus OM-1+300mm/4を載せてみたが必ずしも相性が良くは感じられ無かった。
次いでOlympus OM-1+150〜400mmにすると明らかに此方の方が相性が良いのは直ぐ判った。
深く考えもせずに小型だから小さい方が相性が良いだろうと思い込んでいたが、そうでも無いらしい。
それは兎も角使い易そうなのは変わらないので一安心だ。


BV-10と較べると真新しいので発条が固いのか角度に依っては戻ろうとしたり、首を垂れようとしたりする。
しかし、少し機材を前後させて遣れば殆ど何処でもピタッと止まって呉れるので、少し使い込めば落ち着くだろうと期待している。


小さくなって、更にパンの動きが明白に滑らかになっただけでも私にはかなり有難いので今秋からは出番が増えそうだ。
Olympus OM-1+300mm/4、OM-1+150〜400mmは勿論であるがSony α1+100〜400mmはZoomingで鏡胴が伸びるのでジンバル雲台は使い難いから専らヴィデオ雲台でしか使用していない。試さなくても判るが多分ピッタリだろうと思われる。
それにRRS TVC-24MK2との相性も良さそうだ。
只、中華製の厄介なのは個体差の大きさである。要するに品質管理が確り出来ていない。私のは多分当たりの方だろうとは思うが、もう一台買ったとしたらどんなのに当たるやら?
こうやって色々な機材を取っ替え引っ替えする事も趣味の内と割り切って楽しんでいる。
只、Leofoto の雲台はどれもパン棒の握り部分が細くて操作し辛い。パン棒自体は細くても良いが、握り部分は太い方が有難いし、大した重量増にはならないだろうに。
Leofoto LS 324Cは携帯性を重視して購入し、それはそれで満足しているが載せる機材次第では矢張り少し頼りない感じは否めなく、改めてLS 323Cが欲しくなったので NET で検索すると脚の伸縮がレバーになった新製品が発表されており、更にBV-10の一回り大型のBV-15というのとセットで売られている。
脚の伸縮がレバー式なら少しは手早くなって何かの時には有難いだろうと、それを購入する事にした。
で、届いた商品を確認するとこの組み合わせでは稍雲台が勝っているかなと感じた。
例えばOlympus OM-1+Zuiko Zoom 150〜400mmの組み合わせを載せるのなら、雲台はBV-10で十分だ。
BV-15は寧ろINNOREL ST-344Cとの方が色々な意味でバランスが良さそうである。


LS 324Cと比べると全体的に頑丈そうに感じる。
BV-15はこの三脚には少し大き過ぎる感じがしなくも無い。
ハーフボールの把手は頗る握り易くて、操作し易い。

Olympus OM-1+Zuiko Zoom 150〜400mmなら軽快性を活かす意味でも、寧ろBV-10の方が良さそうだ。

この組み合わせならSony α1+600mm/4でも何等問題無く、安心して使えそうである。

脚をINNOREL ST-344Cに替えると安心感は更に増し、見た目のバランスも申し分無い。
ところで Olympus 製品の如く機材が軽くなっても三脚や雲台が重い侭ではと、軽くて役に立ちそうな三脚と雲台を探した結果RRSの或る製品が候補に浮上したが近くで現物を確認出来ない事が判ったので諦めた。
そこで、高さが稍物足り無いが強度と軽さを現物で確認出来た Leofoto LS-324Cと、同じくLeofoto LS-323Cを候補に検討した。強度は迷う事無くLS-323Cだが、今回は可搬性を優先したのでLS-324Cを購入した。
GitzoでならGT3543LS に近いけれど、見掛けも強度も確実に1ランク下だと思えるレベルである。しかし今回の使用目的からすればこれで十分だし、可搬性は良さそうでリュックサックの三脚ホルダーに楽に固定して運べるのが有難い。
ヴィデオ雲台は同じくLeofoto BV-10にし、程良い大きさの Neewer のレベリングベースを間に挟んで使う事にした。
私はこの三脚をリュックサックの三脚ホルダーに固定して運ぶ積りなので付属のケースは不要だが、試しにと雲台とレベリングベースを装着した状態で入れてみたら案の定長さが足りなくて入らない。
この製品に限らず大抵のケースは長さ不足で雲台付きでは役に立たない。そもそも三脚単独で使う事は無いに等しいのだから相応しい大きさの雲台付きで収まるケースを付けて呉なきゃ無意味だろう。各メーカーには反省を促したい。
それは兎も角この組み合わせは総重量3kg前後位の機材なら頗る快適である。
メーカー発表の耐荷重はかなり大きな数値だったが何と無く危なそうで試すのは躊躇れたが、えーい侭よと先にジンバル雲台PG-1で試したのと同じ組み合わせ、詰まりSmallRigのL型カメラホルダーとNikon DF-M1を付けたSony α9に600mm/4を付けて、それをLeofoto VR-250望遠レンズサポーターで緊結したのを載せてみた(約4,8kg)が、この組み合わせで使う勇気は私には無い。
次に望遠レンズサポーターを外した状態(約4,3kg)で載せてみた。 幾分マシな気もするが見た目不安なのに変わりは無い。

見るからに頭デッカチで不安に感じる。

それで困る事は何も無いが、水平状態でしかフリーストップしない。

風が強いと不安だ。

流石に600mm/4は厳しそうだが、200~600mmなら余裕で機能する。
現状唯一の欠点はパンが渋くて困る事であるが、徐々に軽くなって呉れる事を願うものである。
購入後、OM-D E-M1XとZuiko 300mm/4 の組み合わせは殆どこの三脚とBV-10 ヴィデオ雲台で使っているが、パンが渋い事以外は頗る使い易くて気に入っている。

2倍のテレコン装着で機材をこの位置にセットすれば、この仰角から・・・

この俯角迄ならフリクション・コントロールはフリーの状態でどの位置でもフリーストップである。

E-M1/3を入手したので、E-M1Xで使い易いのならE-M1/3でも使い易 い筈であろうと試してみた。


2倍のテレコン装着でもボディーが軽い分略真ん中でバランスする。
この仰角から・・・

この俯角迄ならフリクション・コントロールはフリーの状態でどの位置でもフリーストップである。

更に望むなら仰角は75度迄可能。

俯角は90度迄可能である。

最初の内は興味半分で色々な望遠レンズサポーターを装着して試してみたが、如何せん効果が判然としないので最近は使っていない。
今は OM-Dボディー+テレコン+Zuiko 300mm/4 の組み合わせは全てこの三脚とBV-10ヴィデオ雲台を使用し、撮影結果もこの軽さの三脚にしては頗る優秀だと太鼓判を押せる。
APS-C、次いで Micro Four Thirds からFull Sizeと使ってみて思うに、素人が金儲けの為で無く普通に楽しむのならMicro Four Thirdsが色々な意味で最適だろう。
特に私みたいに野鳥撮影が目的なら迷う事は無さそうに思う。
だからと言って弱点が無いとは言わない。
Full Size 機と比べると画質が落ちるのは当然だが、現実問題としてそれが大幅に気になる状況って・・・?
例えば今時全紙や全倍にプリントする事ってどれ程あるのだろうか?
この機種の、或いはこの組み合わせ特有の弱点はあるだろうがそれに関してはどの機種にも何等かの弱点はある筈で万全なのなんて求めても所詮無理な話だ。
安い、軽い、ブレ難い・・・この3点が全てである。幾ら予算が有っても安いに越した事は無いし、幾ら体力に自信が有っても軽くて困る事は無いし、三脚や雲台も大幅に小さく軽く出来き、全体に短いから兎に角ブレ難いのが一番有難い。
Full Sizeのカメラに5~600mmを付けて、テレコンとフードも付けると全体で700mm近くにもなる上にフードの直径が大きくて少しの風でも良く揺れているのが判る。
その点換算焦点距離が略同じのMicro Four Thirdsなら全長は半分以下でフードもかなり小さいから、風の影響は大幅に少なくてブレ難い。
幾ら大きな三脚でも雲台との接点は所詮3/8吋のネジ1本でしか無いのだから。
追伸
BV-10のパンの固さは一向に軽くなる気配が無いので分解を試みたが、出来そうに無くて諦めた。
回転部分にクレ5-56を差して、2日間直射日光に当てたら何とか普通に使えそうな軽さになった。
問題はその状態が何時迄続くかである。
自分でチューニングした Neewer製のジンバル雲台は結構気に入っているのだが、もう1台欲しくなり2台目のジンバル雲台として中華製のLeofoto PG-1というのを不見転で購入した。
何故、現品を確認もせずに購入したのか・・・私は人でも物でも、好き嫌いや良し悪しは大抵見掛で判断する事にしている。
第一印象で好感が持てたら、私はその直感を信ずる事にしていて大きく外れた事は殆ど無いし、この製品もそうであった。
他の中華製品とは明らかに違う精度が感じられるし、実際その通りであった。
只、歴史が浅いが故に日米欧の歴史ある専門メーカーの様なノウハウの蓄積は無いであろう。しかし、もう少しで其れ等の一流品に比肩し得るレベルの物が作れそうな期待を抱かせる出来ではある。
今は未だ一流品の真似をした製品が殆どであるが、やがてはオリジナリティー溢れる物作りを心懸けて欲しいものである。
SmallRigのL型カメラホルダーとNikon DF-M1ドットサイトを付けたSony α9に 600mm/4 を付けて、それを更にLeofoto VR-250望遠レンズサポーターで緊結した(約4,8kg)のを載せてみた。
因みに三脚はGitzo GT3533SLが見掛け上もピッタリだった。

見掛け上のバランスは仲々の物だったが実際の使用に於いては稍頼りなさが感じられた。
更にバランス調整に手間取る事と、フリクションコントロールを効かせるのに何回もノブを回さなければならない面倒さも加味されて使わなくな理、結局手放した。


此方はα7R4:レンズサポーターが有ろうが、無かろうが略同じ位置でバランスしている。


レンズサポーターを装着すると仰角が少し制限されるが、外せば仰角俯角共に全く不足は無い。

デザイン的には参考にしたであろう、否真似たと言う可きであろう ProMediaGearのKatana Junior より寧ろ洗練された感じさえ受ける。
何より本家のと較べて大幅に軽いのが有難く、仲々好感が持てたが何か不足する感じが否めなかったのも又事実であり、それは物作りの経験の浅さ故だろうか?
調整の面倒臭さから手放しはしたが、何時か改良されたのが出ればと大いに興味は持っている。
このところ Leofoto は矢継ぎ早に野心作を発表しており、目が離せないメーカーの最右翼でもあり色々期待も高まるが何時迄も先進メーカーの真似をせず、そのデザインコンセプトから脱却して独自のデザインコンセプトを確立して欲しいものだと思うのは私だけではあるまい。
とは言え、そんな事が一朝一夕に出来る訳は無いが、今の侭だと所詮パクリ専門の中華メーカーと同一視されるであろうからこそ余計にそう願うのである。