BIRD-CAFE
野鳥天国
野鳥撮影機材
Kirk G1
何かを切っ掛けに又々悪い虫が騒ぎ出してジンバル雲台が欲しくなった。
Leofoto PG-1は Sony α9+Sony 600mm/4 の組み合わせにジャストフィットなので、敢えて更に大きいのを買う必要は無いのだが何かの時の為に、と言う意味も根拠も無い理由を付けてKirk G1を購入した。
流石にこれは確りしていて、安心して重い機材を載せられる製品の最右翼であろう・・・と言うより軽い機材では真価が発揮出来そうに思えない。
しかも分解して運べるし、バーチカルアームを水平移動して光軸を三脚の重心に合わせられるし、サイドマウントのジンバル雲台としても機能する優れ物ではあるが、重量はそれ也である。
大きさや重量以外 Leofoto PG-1との大きな違いは元々のフリクションの懸かり具合とでも言えば良いのだろうか?
Leofoto PG-1は前後方向のバランス調整がかなりシビアであるのに対して、Kirk G1は割と寛容と言うかラフと言うか最初から或る程度フリクションが懸かっているのでバランス調整は楽である。
軽い機材を載せた事が無いので何とも言え無いが、元々重い機材を意図して作られた製品であるのには間違いなかろう。
今はManfrotto 536に載せて庭で撮影する時にしか使用していないが、この長さと重さでは三脚に載せた侭運ぶのは躊躇われると言うより無理なので、持ち出す時には分解してケースに入れるしかないだろう。
Gitzo GT3533LSに載せてみたが、かなり頭デッカチで見掛け上のバランスが悪過ぎて不安に感じる。早い話少しのショックで倒れそうに思うのでGitzoだと4型以上でないと無理そうである。
そうなるとGitzo GT5533LSにするしか無さそうだから、Sachtler FSB8とで迷う事になる。
結局はその日のターゲット次第で決めるしか無さそうだ。

分解出来て使い易いけれど、重量とサイズが・・・で持ち運びをどうするか?
躊躇っていても埒が明かないので、ものは試しとG1を持ち出してみた。
で、その日は縦位置で撮りたかったのでカメラは望遠レンズサポーターに縦位置で固定した。縦横の変換はネジを2本捻るだけだがマウントを痛めたく無いので丁寧に扱うと思いの外面倒で、現場で縦横を変える気は毛頭無い。
撮影してみての結論としては当初の予想通り、動きの少ない被写体には殆ど無意味なのでこれを持ち出す時は撮影目的が余程ハッキリしている時に限定しなければという事を再確認した。
ところでサイドマウントのジンバル雲台はデジスコか、余程軽いカメラしか載せているのを見た事が無いけれど、G1はかなり確りしているので 600mm/4 でも大丈夫だろうと思い試してみる事にし、早速分解してサイドマウントにしてみた。


買ったばかりのINNOREL RT90Cに載せてみた。
そのシンプルな佇まいを見ただけで何と無くではあるが、良い仕事をしそうだと思わせるものがあった。
パーツが減る分、当然軽くなるから持ち運びが楽である。
クランプの位置は固定だから、機材毎に高さ調整の必要が無くなる。
レンズの光軸は三脚の重心に合わせる事が出来る。
只、機材の着脱には細心の注意を払う必要がある。
何しろ水平状態のクランプに上から載せるのでは無くて、垂直状態のクランプに横からレンズの三脚座を差し込んでクランプ開閉ノブを締め込むのであるから、特に目より高い位置で着脱する際には三脚座がクランプの溝に嵌ったのを良く確認してからクランプ開閉ノブを操作しなければ痛い目に遭う事になる。
撮影には何の関係も無いが、この見掛けのシンプルさには心惹かれるものがある。
明確な理由は無いが、只何と無く今後サイドマウントで使う機会が増える気がした。
だとして毎回Sachtler FSB8を Gitzo GT5533LS から脱着する手間を考えると、安い中華製の三脚を買って専用にしてみるかという思いに駆られた。
と言うのも義弟が購入した中華製の INNOREL RT90Cという三脚の見掛けが仲々良くて、弄ってみてもGitzo GT5533LSとそう大きな変わりは無さそうに思えたからである。
私の Gitzo は3段で義弟のそれは4段という違いはあるが、伸ばした時には私のより15cmも高くなり、逆に縮めた時には10cm近くも短くなる事にも魅力を感じた次第で有る。
各部の仕上げもGitzo 並みか、部分的にはより精巧そうにさえ見えるのである。但し、それは飽く迄そう見えると言うだけで、実際にそうかどうかは使ってみないと判らないのは言う迄もあるまい。
Gitzo 製品は今迄に幾つも使って来て、その精度や耐久性他三脚に要求される全てを高いレベルで満たしている事を良く知っている積りである。残念ながら雲台に関しては高い評価はしていないが・・・。
それは兎も角、経験の浅いメーカーが幾ら上手く真似てみても同等の精度や耐久性を確保出来る程甘い訳が無い事は承知している積もりだ。
しかし、それ以上に新興メーカーがどの程度の製品を作っているのか試してみたくなったのである。
それに、年齢を考えれば今の私にはGitzoの耐久性は全く必要無い。